友人のこだわっているブランド
ブランドものというと、女子高生などまだ若い女性が高価なバッグを持っていたりという社会現象があったせいか、あまりいいイメージがありませんでした。けれど最近、少し見直しています。というのは、わたしの友人が上手に高価なアイテムを使っているからです。友人はファッションにこだわりがあり、上質なものを心地よく身につけたいというタイプの人です。そして、購入したアイテムを丁寧に扱い、値段に釣り合うように本人も振る舞っています。なので、彼が高価なアイテムを身につけていても、不釣り合いという印象は全くなく、ごく自然なのです。デザインも上品なものを選ぶせいか、「よく見ると、有名な高価なメーカーの製品だった」という感じで、あまりいやらしくありません。何気なくコートを羽織るときも、ハットをかぶるときも、脱ぐときも、丁寧にアイテムに敬意を払っているようなしぐさが好印象で、そしてとてもおしゃれな人に見えます。上質なアイテムを知ることで、コーディネートがぐっとおしゃれになっており、最近さらに友人はカッコ良くなった気がします。友人は、野性的なコンセプトの男らしいメーカーが好きでよく集めているのですが、高価なものというのは野性的なコンセプトでもスマートでおしゃれに見えるので、友人の格を上げています。